Photo By モテキ
「モテる」 の由来
なんであいつはモテるんだろう。
誰でも一度くらいは誰かに嫉妬したことありませんか?
モテるの解釈は簡単なことで、異性から人気があること。
もてるは多くの場合、多数の異性から好かれることを指すのですが、「あんな美人にもてるなんてうらやましい」といったように特定の人から好かれる際に使われることもあります。
もてるの歴史は古く、江戸時代には既に使われていたとか。
また、昭和中期辺りから「モテる」というカタカナを併用した表記も使われ始めました。
今回私も悩みました。
それは「もてる」より、「モテる」のほうがなんとなくモテそうだからです。
また最近は「モテキ」という言葉も常用化されつつありますよね。
「モテキ」は、久保ミツロウさんによる日本の漫画作品で、それを原作としたテレビドラマと、2011年の映画により一気に脚光を浴びてそれと共にこの言葉も世の中に浸透していきました。いわゆる「モテ期」のことです。
誰にでも人生に一度は「モテキ」が訪れるというのは本当なのでしょうか?
いや三回とか欲張る方もいらっしゃると?
私のモテキは高校時代ですかね。
それも自分では気づかないモテキだから無駄なことをしました。
いわゆる上で書いたような、多数の異性から好かれていたという純粋モテキでしたが、自分が好きな相手からはモテないというやつです。
んん まったく勿体ないことをしました。
んん勿体無かった。
なんでそんなに悔やむのかって?それは今がモテナイからに決まってるでしょ。
モテるの由来
モテルとは、いわゆる、も・てる【持てる】なのだそうです。「持てる」の意味は
- 持つことができる。持ち得る。「これなら片手で―・てる」
- 保たれる。維持される。支えられる。「身が―・てない」
- もてはやされる。好遇される。人気がある。ちやほやされる。人から好意をもたれ、よい扱いをうける。「女に―・てる」
で、語源については「片手で持てる、重くて持てない」の「持てる」からきていると言います。
もちろんそこには順序があり、(1)の「持ち得る」の意味から「持ちこたえる」の意味となり、「持ちこたえる」から(2)の「支えられる」「支持される」の意味となります。
そして「人に支持される」の意味から、今の「モテる」の意味である
(3)の「ちやほやされる」「人気がある」の意味となり、それが最後に「女にもてる」の意味になったということです。
こうなってくると、すごく納得がいくようでいかない話がでてきます。
それは、いわゆる「お持ち帰り」のことです。
一般的に食べ物などのテイクアウトという当たり前の使い方以外では
クラブ、合コン、飲み会などで、特に初対面の相手なのに、女性をそのまま連れて帰ることを言います。
ちなみに検索したら小栗旬という個人名が出てきたが今日はスルー。
もちろん自宅に持ち帰らなくてもいいわけで、それなりに用の足せる場所へ導きます。
常識的に考えれば、出会って数時間と経たない相手と親密になり意気投合・・とはいえ決して人には見せられないような姿を相手にさらすわけです。
いわゆるすべてを許すわけで、やっぱり常識的には考えにくいのでやはりこの場合、男性よりは付いていった女性の方の緩さに分が悪く働くものです。
しかし、持ち帰りたいほど魅力的とも考えられるわけで、そういった意味では彼女はモテているわけですね。
ただ私も男なので言わせていただきますが、男には誰でもいいときも多いのですよ。
もちろん反対に寂しさなどのあまり、誰でもいいから一緒にいてと考える女性もいるのでしょうが。
ただ、世の中の数字が物語るように、出だしが緩かった付き合いは長く続くことは少ないようです。
誰でも簡単に手に入るものには長く興味は続かず、未だ手に入れたことのない未知の領域に進みたくなるもの。これは人の性(さが)です。
ただ、「モテる」の語源が、「これなら片手で持てる」といった軽い意味からきているとは驚きですね。
(いやそんなことはない 持てるであって軽いわけではないはず)
もう一つ思い出したけど、「モテる」女性は男性を軽く見ていて、それが男性から見ていると、非常に性格が悪く見えるものです。
それでも、かわいければスタイルがよければ見た目がよければ許せるって?
それはどうだろう。
結婚するならモテない女性がおすすめではないでしょうか。
遊びが少ない。遊ぼうとしない。冒険しない。子供を真剣に守れる。
家庭を大切にする。人の痛みが分かる。
そして、人を片手で扱ったりしないからである。
いや間違いです。
「モテる」は軽いなんてどこにも書いてありません。全くの誤解です。
「モテる」のはやっぱり「持ってる人」です。
人を引き付ける何かを持ってる人です。
最近のコメント