「テンパる」 の由来
誰が最初に言い出したのかは知らないが、いつの間にか公用語のように扱われている不思議な言葉。
今日はその一つ「テンパる」について。
言葉とはそれぞれが使いやすいものと使いにくいものがあるせいか連発する人もいれば全く用いない人もいて極端な気がします。
今日の「テンパる」については、私自身全く使わない言葉のなので特に普段の生活で頭に浮かんでくることがありません。
テンパるとは、「焦って空回りして周りから浮いていて格好悪い」といった意味で使われている言葉。
考えてみると、私自身こういった状況が大変苦手なので日々そうならないように努力しています。
その為に事前調査を怠らず、状況判断を間違えない為に周辺調査もし、初めてのことなら可能な限りシュミレーションもしてみます。
・・・もしかしたら、自分の苦手意識を他者に反映して自ずと使わない言葉として分類していたのかもしれません。
我が事ながら真相心理分析、今日は成功かもしれませんね。
■テンパるの由来
テンパるという言葉そのままに、テンパが他の言葉から転用されたと考えるのがその由来の出所に間違いないようです。
麻雀語の「テンパイ」という言葉をご存知でしょうか?
聴牌(テンパイ)は麻雀であと一牌くればあがることのできる状態の事。
この聴牌(テンパイ)が動詞化されるで、準備が整っている、目一杯になるという意味となりそこから由来がきたと考えるのがこの説。
確かに麻雀のテンパイ時の緊張感というかギリギリな感じからテンパる状況を想像するのは容易で、用法・文脈にも合っていることから有力視されるのは当然かもしれません。
しかし、同様の他説が存在するのです。
英単語「temper」 意味 気分、きげん、気性、短気、かんしゃく、落着き等からきているという説です。
確かにテンパる状況に似ているので、ここから由来がきたという説もその可能性を否定することはできないようです。
「テンパーする」ことを「テンパる」英語と日本語のまじった帰国子女などがいたら、そのような使い方をしてしまっても不思議はありません。
ここで私が新しい説を提唱してみましょう。
テンパるとは、天然パ-マからその由来がきています。
その心は、「知らず知らずのうちにこんがらかった状況に陥り自ら改善できないほどに事が進展してしまうこと。」
結果「空回りしていて、周りから浮いていて、格好悪い」
天然パーマで悩んでいる方には大変失礼いたしました。
私もそのひとりですが・・・ ペコリ
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