「メンヘラ」 の由来
メンタルヘルスとはそのままずばり「こころの健康」のことを言います。
精神面における健康のことで、精神衛生、精神保健とも称されます。
精神的な疲労、ストレス、悩みなどの軽減・緩和とそれへのサポートのことも言いますよね。
そのメンタルヘルスに悩みを抱える人、つまり精神疾患や精神障害を持つ人のことを*メンヘラ*というのだそうです。
皆さんはご存知でしたか?
そういった呼び名のおこりは匿名掲示板の2ちゃんねる。
メンタルヘルスのことが「メンヘル」と略されて呼ばれるようになり、病気にかかっている人のことをそこに -er 形がついて「メンヘラー」更に略して「メンヘラ」という言葉が生まれたというわけ。
「精神障害」といった表現より柔らかい言い方であるという意見もある一方で、この言い方を嫌う人も多いと言います。
使用には細心の注意が必要とのこと。
今日はその使用法を間違えたオシャレ番長を発見しました。
その人の名前はTwitterでのフォロワー数162万人を誇る歌手きゃりーぱみゅぱみゅさん。
ある日「携帯がアップルマークのままフリーズして故障した。なにをやっても起動されない。明日も遊びに行くのに連絡とれないやばいパニックやばいどうしよう泣きそう」とツイート。
直後にも「たすけてええええええええええ」と記し、ファンを心配させたのだと言います。
ところが10分も経たないうちに・・・
「すいません携帯バグ治りました。みなさんお騒がせしました。よかった!わーい!ひゃっほー!」と報告。
事なきを得たと、心配したファンも胸をなでおろしたはずが、直後のツイートが不味かったというのです。
自らの一連の言動を自嘲ぎみに「メンヘラみたい…」
これが一部ユーザーの逆鱗に触れることに・・・
精神疾患の人は好きで精神の病気になっているのではありません。馬鹿にするのもいい加減にしてください。
精神疾患と戦っている患者さんに謝ってください。
メンヘラって差別用語だよ。
そういった発言は公の場に相応しくありません。
貴女のような立場の方は言葉選びに慎重にならなきゃいけないことが解りませんか?
きゃりーさんにメンヘラに対しての誤解や偏見があったのか?といった議論ももっともですが
それよりもやはり公の場ではふさわしくない言葉であるというのは私も同感です。
自覚がある人が聞いたらあまり好ましくは無い表現でしょう。
最近は「メンヘラちゃん」なんてタイトルのマンガもあるのだそうです。
心に病を持つ少女と友人たちの交流を描いた物語。
当初はウェブコミックでしたが、インターネット上で反響を呼び、2012年10月に上・下、全2巻の単行本が刊行されたそうです。
私自身もメンヘラを自覚することがあります。
自己分析をした結果ですが、誰でも起こりうる病な気がします。
メンヘラはすごく身近な存在である。皆さんもどこかでそう思っていませんか?
言葉が常識化していることがそれを象徴している気がしてなりません。
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